2017年02月28日
矯正歯科

歯並びが悪いとどの様な問題が生じる?

歯並びが悪いとどの様な問題が生じる?軽視できない4つのリスク

歯並びが、その人にどのような影響を与えているかをご存知ですか?
実は歯並びというものは、見た目に影響を及ぼすだけでなく、歯や歯肉の健康にも様々な影響を与えることがわかっています。歯を矯正しようかやめようか迷っている人は、ぜひ、歯並びがどのような影響を及ぼすのか知っておきましょう。

1歯並びが悪いと口内に汚れがたまりやすくなる

歯並びが悪く、歯と歯の間の凹凸が多くなると、歯の隙間などに必然的に汚れが溜まりやすくなってしまいます。それらの汚れは、日ごろのブラッシングでもきれいに取り除ききることがむずかしくなり、その結果、虫歯や歯周病になるリスクも高まってしまうのです。

2歯並びが悪いと口内を乾燥させてしまう

唾液には、ある程度口内の雑菌を抑えてくれる効果があります。しかし、歯並びが悪いために口が閉じづらくなると、口内が乾燥しやすくなってしまったり、口呼吸になってしまったりすることがあります。
そうなると、口腔内の菌が増殖してしまい、虫歯や歯周病になる確率も高めてしまうのです。

3歯並びが悪いとコンプレックスになる

歯並びに悩んでいる方の中には、自分の口元に自信が持てない方もおられることと思います。他人の視線が気になる、つい笑う時に口元を隠してしまう、他人の前で自然に笑うことや喋ることに抵抗を感じている、などといった方はいらっしゃいませんか?
その他、歯並びが悪いと一部の言葉の発音がうまくできなくなり、日常会話に影響が出る場合もあります。
しかし、歯並びを改善するだけでこれらのコンプレックスや精神的ストレスから解放されることができますから、自分が当てはまると感じた方は、歯並びの改善を考えてみてはいかがでしょうか。

4歯並びが悪いと顎関節症の原因になる

噛み合わせや歯並びが悪いことによって、顎関節症のリスクも高める可能性があります。
とはいうものの、顎関節症になる原因は噛み合わせ一つではなく、歯ぎしりや元々の顔の歪みなどが原因となっているケースもあります。そのため、歯並びだけで顎関節症を完全に予防・改善できるとは言い切れませんが、少なくとも噛み合わせを改善するだけで、顎関節症になるリスクは減らすことができるでしょう。

今回は、歯並びが悪いことが引き起こす問題点をご紹介させていただきました。
し歯並びを改善するだけで、口腔内には数々のメリットをもたらします。ぜひ、早めに歯科医院に相談して矯正などの対策をとられてみてはいかがですか?