2017年09月27日
歯周病

どのような人が歯周病になりやすいのか?

どのような人が歯周病になりやすいのか?

歯周病とは

歯茎が腫れたり、出血したりする病気のことで、歯周ポケットに細菌が入り込むことが原因です。加齢とともにかかりやすくなり、40代以上は約7割が歯周病になるといいます。高齢になると多くの人が歯周病により歯を失います。初期症状が出にくいので、確実に重症化を防ぐには定期的な検診が必要です。

歯周病気かかりやすい人とは

(口のケアを怠りがちの人)

・ブラッシングが十分じゃない

日々のブラッシングを怠ると、口腔に歯周病の原因となる歯垢が大量に残ってしまいます。

・歯並びが悪い

ブラッシングが届きにくい場所や隙間が多くなるため、キレイな歯並びの人と比べると歯周病のリスクは高まるでしょう。

・被せ物が歯に合っていない

被せ物と歯の隙間は、細菌の格好の住処となります。こればっかりは本人が口のケアを怠ったとはいい難く医者の責任といえますが、被せ物を入れる際は、できるだけ医院の評判を調べておけば予防につながるはずです。

・睡眠の際、口呼吸になり歯ぎしりしてしまう

口呼吸により口腔を乾燥させると唾液量が減り、細菌が増殖しやすい環境になります。また歯ぎしりは歯茎に負担をかけるため、より炎症がおきやすくなるでしょう。マウスピースやサポーターにより改善可能です。

(歯にとって快適な生活習慣を過ごせていない人)

・喫煙をする

喫煙は血行を悪くし、歯周病への抵抗力を弱めます。

・食生活が不摂生

不規則な食事やバランスの取れていない栄養は歯茎に悪影響を及ぼします。甘いものややわらかい食べ物は歯垢を増殖させる原因になるので注意しましょう。

・ストレスをためがち

ストレスは暴飲暴食の原因になり、栄養バランスがかたよりがちになります。またストレス自体が歯周病への抵抗力を弱めてしまうでしょう。