2017年02月16日
矯正歯科

矯正の費用はどれくらいか?

10万程度から100万以上まで!?年齢や方法によって異なる歯列矯正の費用

歯並びの気になっている方が歯列矯正をしようと思った時に気になるのが、やはり費用の面ですよね。基本的に、歯列矯正には健康保険が適用されないため、金額も比較的高額になってきてしまいます。しかし、治療の方法などによってもやや幅があります。
そんな歯の矯正にかかる費用を、大人の場合と子供の場合の二つにわけてご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

1大人の歯列矯正にかかる費用

・ブラケット矯正の場合
ブラケット矯正とは、矯正装置とワイヤーで固定して行うメジャーな矯正方法です。噛み合わせや歯並びの矯正には最も効果的な方法ですが、費用は約70万~100万円程度が相場とやや高額です。
さらに、歯の裏側に矯正装置をつける舌側ブラケット矯正と呼ばれる方法を用いる場合は、通常のブラケット矯正の1.2~1.5倍程度費用が割高になりますので、結果150万近くかかってしまうこともあります。

・マウスピースによる矯正の場合
大きな矯正ではない場合は、マウスピースによる矯正方法も用いられます。このマウスピース矯正の場合は、上下合わせると約80万程度となるでしょう。ただし、上のみ、下のみの矯正であれば、その半分程度の金額で済ますことができます。

・部分矯正
歯全体ではなく部分的に行う矯正の場合は、30万~60万程度に費用を抑えられ、矯正の期間も短くなります。ただし、全体矯正に比べると仕上がりがやや不十分だったり、噛み合わせなどの調節が不十分になってしまったりするなどのデメリットもあります。

2子供の歯列矯正にかかる費用

・ブラケット矯正の場合
子供のブラケット矯正にかかる費用は、40万~70万程度と大人にくらべて安価な金額で行える場合が多いようです。これは、永久歯が生えそろった後に用いられる方法です。

・プレート矯正の場合
床矯正とも呼ばれるこの方法は、歯の裏側にプレート上の物を取り付けて行う矯正方法です。こちらも、乳歯の時期によく用いられる方法で、かかる費用は約30万~60万円程度となっています。

歯列矯正はその方法や費用も様々。基本的に保険が適用されない歯列矯正も、外科的な手術が必要な際の準備として行う矯正には保険が適用となったり、確定申告の際に医療費が控除されたりするケースもあります。
個人の希望や歯の状態などに合わせて、ぜひいろいろと検討してみてください。